米ロサンゼルスのハリウッド長老派医療センター(Hollywood Presbyterian Medical Center)は2016年2月5日、ランサムウェアにより電子カルテ(EMR)システムが暗号化され、患者情報の電子的なやり取りができなくなった。当初は9,000ビットコイン(約340万ドル)という前例のない額が要求されたと広く報じられた。
病院は最終的に40ビットコイン(当時約1.7万ドル)を支払ったことを認め、「通常業務を回復するための最善の判断」だったと説明した。後の捜査で、ランサムウェアを用いて同センターを含む多数の被害者から約1.7万ドルを脅し取ったとして、イラン人2名が米連邦当局に訴追された。医療機関がランサムウェアの標的となり身代金を支払った、世界的に著名な初期の事例。