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独 DRK(赤十字)南西部運営法人、ランサムで11病院が機能停止

発生日2019-07-14
国・地域DE ドイツ
医療機関DRK Trägergesellschaft Süd-West(ドイツ赤十字・南西部運営法人、11病院)(民間)
原因ランサムウェア / 設定ミス
アクター特定できず
深刻度
信頼度確認済み
被害 システム停止診療の停止・縮小
被害メモライン=プファルツ州・ザールラント州の11病院・13拠点が機能停止。10年前に作られ放置された古いサービスアカウントが侵入口。サーバ・データベースを暗号化し、手作業運用に。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    日曜朝、サーバ起動不能で感染が発覚(全ネットワークが暗号化)
  2. 調査・報告
    侵入口が古いサービスアカウントだったと判明

攻撃の流れ(MITRE ATT&CK 戦術)

公表・確認済みの情報に基づく。未公表の段階は省略している。戦術名をクリックすると同じ戦術の事例を一覧で見られる。ATT&CKとは?

  1. 初期アクセス TA0001 10年前に作成され放置されていた古いサービスアカウントを悪用して侵入
  2. 影響(暗号化・破壊) TA0040 ネットワーク全体のサーバ・データベースを暗号化

ドイツ赤十字の南西部運営法人 DRK Trägergesellschaft Süd-West は、2019年7月中旬にランサムウェア攻撃を受けた。同法人はライン=プファルツ州とザールラント州で13拠点11病院と4つの介護施設を運営しており、その全施設が影響を受けた。感染は日曜朝6時半ごろ、ザールルイ病院の厨房スタッフが IT システムを起動できず IT 部門へ連絡したことで発覚。ネットワーク全体がマルウェアに感染し、サーバとデータベースが暗号化された。

当局によれば、侵入口となったのは10年前に作成されたまま放置されていた古いサービスアカウントだった。アカウント管理(不要な特権アカウントの棚卸し)の不備が大規模被害につながった、欧州の早い時期の多施設同時被害の事例。各病院は手作業での運用に切り替えて診療を継続した。

出典