ニュージーランドのワイカト地区保健局(Waikato District Health Board)は2021年5月18日、デジタルシステムの異常に気づき、調査の結果ランサムウェア被害と確認された。攻撃により611台のサーバが停止し、ワイカト、テ・クイティ、タウマルヌイ、テムズ、トコロアの5病院と地域サービスに影響が及んだ。
5月25日には正体不明のグループが犯行を主張し、患者・職員・財務の機微データを入手したとして最後通告を出した。ワイカト DHB と NZ 政府は身代金支払いを拒否。攻撃者は約6週間後の2021年6月、4,000人を超える患者・職員の個人情報(銀行口座情報・運転免許証・パスポートを含む)をダークウェブに公開した。保健局トップは本件を「ニュージーランド史上最大」のサイバー攻撃と表現した。