米オハイオ州マリエッタを拠点とする Memorial Health System(3病院などを運営)は、2021年8月14日にランサムウェア攻撃を検知し、感染拡大を抑えるため IT システムを停止した。フォレンジック調査により、ネットワークは7月10日に最初に侵害されていたことが判明した。攻撃には Hive ランサムウェアが用いられた。
8月16日には緊急の外科症例や放射線の予約が中止され、救急患者は他病院の救急外来へ転送、職員は紙のカルテへ切り替えて対応した。約21万6千人分の保護対象保健情報(氏名・生年月日・社会保障番号を含む)を格納したデータベースが窃取された。病院は後に「交渉による解決(negotiated solution)」に至ったと表明しており、その文言から身代金の支払いが行われたとみられている。FBI は本件を受けて Hive ランサムウェアへの警戒を呼びかけた。