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伊 ラツィオ州、ランサムでワクチン予約システムが停止

発生日2021-08-01
国・地域IT イタリア
医療機関Regione Lazio(ラツィオ州・保健IT/COVIDワクチン予約システム)(公立)
原因ランサムウェア / 不正アクセス
アクターその他サイバー犯罪者
深刻度
信頼度確認済み
被害 診療の停止・縮小システム停止データ暗号化
被害メモローマを含む人口最多級の州。COVIDワクチン予約システムと公式サイトが停止。LazioCrea 職員の管理者認証情報の悪用→VPN経由でランサム展開。8月5日に新サイトで予約再開。テロ捜査も開始。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    ランサムウェアで州の保健ITとワクチン予約システムが停止
  2. 復旧
    新しいサイトでワクチン予約を再開

攻撃の流れ(MITRE ATT&CK 戦術)

公表・確認済みの情報に基づく。未公表の段階は省略している。戦術名をクリックすると同じ戦術の事例を一覧で見られる。ATT&CKとは?

  1. 初期アクセス TA0001 ITを管理する LazioCrea 職員の管理者認証情報を悪用し VPN 経由でログイン
  2. 影響(暗号化・破壊) TA0040 地域ネットワークにランサムウェアを展開しファイルを暗号化

実施した再発防止策

公表・確認済みの対策のみ。未公表の対策は省略している。

イタリアのラツィオ州(首都ローマを含む人口最多級の州)の保健 IT システムは、2021年7月31日夜から8月1日にかけてランサムウェア攻撃を受け、公式ウェブサイトと COVID-19 ワクチン予約システムが停止した。多数のファイルが暗号化され、マルウェアの拡散を止めるため州政府のサーバが一斉に停止された。

攻撃は、州のコンピューターネットワークを管理する LazioCrea 社の職員の管理者認証情報が侵害され、その資格情報で VPN にログインしてランサムウェアが展開されたとみられる。使用されたランサムウェアは RansomEXX と報じられたが、LockBit2.0 の関与を示す証拠があるとの主張もある。ワクチン予約は8月5日に新しいウェブサイトで再開された。FBI・ユーロポールが捜査を支援し、イタリアではテロ事件としての捜査も開始された。パンデミック下で地域の公衆衛生インフラが標的となった事例。

出典