2021年10月31日未明、徳島県のつるぎ町立半田病院が LockBit ランサムウェアによる攻撃を受け、電子カルテシステムを含む基幹システムが暗号化された。約8万5000人分の患者データが閲覧不能となり、約2か月にわたり新規患者の受け入れを停止、通常診療の再開は2022年1月4日となった。
侵入経路は VPN 機器(Fortinet FortiGate)の脆弱性の悪用とされる。2022年6月に公表された有識者会議の調査報告書では、VPN 機器の脆弱性の放置、Windows 更新プログラムの未適用、ウイルス対策ソフトの未導入などが指摘された。日本の医療機関を狙ったランサムウェア被害の代表的事例として広く参照されている。