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仏 南フランシリアン病院(CHSF)、LockBit 攻撃でシステム停止・機微データ流出

発生日2022-08-21
国・地域FR フランス
医療機関Centre Hospitalier Sud Francilien(CHSF、コルベイユ=エソンヌ)(公立)
原因ランサムウェア / VPN・機器の脆弱性
アクターLockBit
深刻度
信頼度確認済み
被害 診療の停止・縮小システム停止情報漏えい恐喝・二重恐喝
被害メモ診療への影響、システム障害、情報漏えい

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    LockBit ランサムウェアにより院内システムが停止
  2. その他
    身代金支払い拒否を受け、攻撃者が窃取データ11GB超を公開

攻撃の流れ(MITRE ATT&CK 戦術)

公表・確認済みの情報に基づく。未公表の段階は省略している。戦術名をクリックすると同じ戦術の事例を一覧で見られる。ATT&CKとは?

  1. 初期アクセス TA0001 VPNアクセス経由で侵入(委託業者アカウントの乗っ取りが疑われる、攻撃の約10日前)
  2. 持ち出し(情報窃取) TA0010 社会保障番号や医療報告書など11GB超の機微データを窃取
  3. 影響(暗号化・破壊) TA0040 LockBit ランサムウェアを実行し院内システムが停止(8月21日)

実施した再発防止策

公表・確認済みの対策のみ。未公表の対策は省略している。

フランス・コルベイユ=エソンヌの南フランシリアン病院(Centre Hospitalier Sud Francilien:CHSF)は、2022年8月21日未明に LockBit ランサムウェアの大規模攻撃を受け、院内の IT システムが停止した。フランスのサイバーセキュリティ機関 ANSSI の初期分析によれば、攻撃者はランサムウェア実行の約10日前に VPN アクセス経由で病院の情報システムへ侵入しており、委託業者アカウントの乗っ取りが疑われている。

攻撃者は当初1,000万ドル(後に200万ドルに減額)の身代金を要求したが、病院は支払いを拒否し、バックアップからのデータ復元とシステムの再構築を進めた。これに対し攻撃者は、社会保障番号や患者の医療報告書を含む11GB超の機微データを9月23日に公開した。診断・検査の縮退運用を余儀なくされ、欧州における病院標的型ランサムウェアの代表例の一つとなった。

出典