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京都・宇治病院、VPN機器の脆弱性を突かれランサム感染・情報流出のおそれ

発生日2023-01-06
国・地域JP 日本
医療機関宇治病院(社会福祉法人あじろぎ会)(民間)
原因ランサムウェア / VPN・機器の脆弱性
アクター特定できず
深刻度
信頼度報道
被害 データ暗号化情報漏えい恐喝・二重恐喝
被害メモVPN機器の脆弱性を突かれ事務系ネットワークへ侵入。ファイルサーバなどサーバ3台のデータが暗号化され、連絡を求める脅迫メッセージが残された。患者・患者家族・職員(退職者含む)の氏名・性別・生年月日・住所・電話番号が流出した可能性。フォレンジックで外部通信ログを確認したが通信量は少なく、外部送信の痕跡やリークは確認されていない。診療への影響はなし。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    未明にランサムウェア感染(サーバ3台が暗号化)
  2. 公表
    不正アクセスによる情報流出の可能性を公表

攻撃の流れ(MITRE ATT&CK 戦術)

公表・確認済みの情報に基づく。未公表の段階は省略している。戦術名をクリックすると同じ戦術の事例を一覧で見られる。ATT&CKとは?

  1. 初期アクセス TA0001 VPN機器の脆弱性を突いて事務系ネットワークへ侵入
  2. 影響(暗号化・破壊) TA0040 ファイルサーバなどサーバ3台のデータを暗号化し脅迫メッセージを残す

京都府宇治市の宇治病院(社会福祉法人あじろぎ会)は、2023年1月6日未明にランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた。VPN機器の脆弱性を突かれて事務業務に利用するネットワークへ侵入され、ファイルサーバなどサーバ3台のデータが暗号化され、連絡を取るよう求める脅迫メッセージが残されていた。

2023年6月12日、病院は不正アクセスによる情報流出の可能性を公表した。流出した可能性があるのは、患者および患者家族の氏名・性別・生年月日・住所・電話番号と、退職者を含む同法人職員の同様の個人情報である。外部協力のもとフォレンジック調査を実施したところ、外部と通信したログが確認されたが、通信量は少なく、内部データが外部へ送信されたことを示す明確な痕跡や外部サイトでのリークは確認されていないとしている。電子カルテなど診療系システムへの影響はなく、診療は継続された。

出典