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米 Prospect Medical Holdings、Rhysida 攻撃で複数州の病院が救急停止

発生日2023-08-03
国・地域US アメリカ
医療機関Prospect Medical Holdings(米・4州16病院の医療グループ)(民間)
原因ランサムウェア
アクターその他サイバー犯罪者
深刻度重大
信頼度確認済み
被害 診療の停止・縮小システム停止情報漏えい恐喝・二重恐喝
被害メモERや救急を一時停止し紙運用に。約130万人の情報が漏えい。攻撃者は50万件の社会保障番号・1TB超のファイルと1.3TBのDBを窃取したと主張し、売却を脅迫。
漏えい件数約1,300,000件
被害額約1億5,000万米ドル(約217億5,000万円) /事業中断・保険回収等を含む被害額の推計。円換算は1ドル≈145円(2023年)で約218億円。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    ランサムウェア攻撃でITシステムが停止、ERや救急を一時停止
  2. その他
    Rhysida が攻撃を主張し、窃取データの公開・売却を脅迫

米カリフォルニア州を拠点とする医療グループ Prospect Medical Holdings(カリフォルニア・コネチカット・ペンシルベニア・ロードアイランドの4州で16病院、166の外来施設を運営)は、2023年8月3日にランサムウェア攻撃を受け、IT システムの停止を余儀なくされた。患者記録と管理業務は紙運用に逆戻りし、治療が遅延した。北東部の一部病院では救急(ER)や救急車対応が一時停止され、3週間後もオンラインサービスが復旧せず大きな支障が残った。

8月24日、ランサムウェアグループ「Rhysida」が犯行を主張。ダークウェブ上に Prospect を被害者として掲載し、50万件の社会保障番号、企業文書、患者記録を含む1TB超の「ユニーク」ファイルと1.3TBのSQLデータベースを窃取したとして、データの売却を脅迫した。米保健福祉省(HHS)が医療分野での Rhysida の活動を警告していた時期の大規模事例。後の調査で約130万人分の情報が漏えいしたとされ、事業中断・保険回収等を含む被害額は約1億5,000万ドルと推計された。

出典