← 一覧へ戻る

関節リウマチ治療薬の患者サポートプログラム「RAコネクト」に不正アクセス─旭化成セラピューティクスとシミックヘルスケア・インスティテュート、患者・医療従事者ら1,940人分の情報漏えいを公表

2026-07-24・JP 日本・旭化成セラピューティクス株式会社(関節リウマチ治療薬「ケブザラ」の患者サポートプログラム「RAコネクト」を提供。運営はシミックヘルスケア・インスティテュート株式会社(CHI)に委託)(民間)

設定ミス / 不正アクセス

被害

情報漏えい

CHIがRAコネクトの運営に用いるシステムのWeb公開領域における公開設定が不適切だったため、本来非公開とすべき一部ファイルに第三者がアクセスできる状態になっていた。漏えいした可能性がある情報は、患者(詳細情報)30名分(氏名・氏名カナ・年齢・性別・電話番号・都道府県・かかりつけ医療機関名・メールアドレス)、患者(メールアドレスのみ)216名分、医療従事者1,535名分(医師名・医療機関名)、旭化成セラピューティクスおよびCHIの企業関係者159名分(氏名・営業所名・メールアドレス)で、合計1,940名分。クレジットカード情報等の金融情報は対象外。旭化成セラピューティクスは、本件の背景として本プログラム運営におけるデータ取り扱い・アクセス制御上の運用上の不備と、確認・監督体制が十分に機能していなかったことがあると説明している。

タイムライン(経緯)

公表・確認済みの日付のみ。未公表の経緯は省略している。

  1. 発生
    RAコネクトの運営システムに第三者による不正アクセスが発生
  2. 検知・発覚
    CHIの調査により、Web公開領域に配置されていた一部ファイルの個人情報が第三者に取得されていたことを確認
  3. 公表
    旭化成セラピューティクスとCHIが連名で個人情報漏えいを公表。対象者への通知を開始

実施した再発防止策

公表・確認済みの対策のみ。未公表の対策は省略している。

旭化成セラピューティクス株式会社は、関節リウマチ治療薬「ケブザラ」の患者向けサポートプログラム「RAコネクト」を提供しており、その運営をシミックヘルスケア・インスティテュート株式会社(CHI)に委託している。

2026年6月15日、RAコネクトの運営に用いられているCHIのシステムにおいて、第三者による不正アクセスが発生した。CHIが調査を進めた結果、同年7月11日、Web公開領域に配置されていた一部ファイルに含まれる個人情報が第三者に取得されていたことが判明した。CHIは判明後直ちに当該システムへのアクセスを遮断し、認証情報の変更等の措置を講じたうえで、外部のセキュリティ専門機関による詳細な調査を行った。

漏えいした可能性のある情報は、患者(詳細情報)30名分、患者(メールアドレスのみ)216名分、医療従事者1,535名分、旭化成セラピューティクスおよびCHIの企業関係者159名分の合計1,940名分にのぼる。患者に関する情報には氏名・氏名カナ・年齢・性別・電話番号・都道府県・かかりつけ医療機関名・メールアドレスが含まれ、医療従事者については医師名・医療機関名、企業関係者については氏名・営業所名・メールアドレスが含まれる。

旭化成セラピューティクスは、本件の直接の原因がWeb公開領域における公開設定の不適切な管理にあったとしたうえで、その背景としてプログラム運営上のデータ取り扱い・アクセス制御に関する運用上の不備と、確認・監督体制が十分に機能していなかったことを挙げている。両社は2026年7月24日に本件を連名で公表し、対象者への個別通知を開始するとともに、Web公開領域のアクセス管理見直し、監視体制の強化、情報管理ルール・運用手順の改善、セキュリティ教育の継続実施などの再発防止策を講じたとしている。

アクター特定できず・深刻度中・信頼度確認済み

出典