Sunshine Healthは、米フロリダ州でメディケイド・メディケア・医療保険マーケットプレイス向けの保険プランを運営する、Centene Corporation傘下の医療保険会社である。
2026年5月6日、Sunshine Healthの従業員が、信頼できる人物を装った電話(ビッシング=音声フィッシング)による働きかけを受け、限定的な数の医療保険関連ファイルを外部の第三者に共有してしまう事案が発生した。同社は同日中にこれを認知し、直ちに外部のサイバーセキュリティ専門家と連携して調査を開始するとともに、法執行機関へ通報した。
漏えいした可能性のある情報は対象者ごとに異なるが、氏名・生年月日・医療情報(既往歴を含む)・保険加入プラン情報等が含まれるとされる。2026年7月10日、Sunshine Healthは米保健福祉省(HHS)公民権局への届出を行い、対象個人への通知書の送付を開始した。届出によれば影響を受けた個人は4万1,569人にのぼる。
Sunshine Healthは、公表時点で漏えいした情報が不正利用された証拠は確認されていないとしたうえで、対象者に無償のクレジットモニタリングおよび本人確認回復サービスを提供するとともに、ビッシング等のソーシャルエンジニアリング手口に関する従業員向けの追加セキュリティ教育を実施したとしている。