Silver Summit Medical Corporation(以下「SSMC」)は、カリフォルニア州ベーカーズフィールドを拠点に「Digestive Disease Center」(消化器内科)および「Heart Vascular & Leg Center」(循環器・血管診療)の名称で診療を行うクリニックである。
SSMCがカリフォルニア州司法長官へ提出した通知書によれば、同法人は2026年7月20日ごろ、委託先である第三者ベンダーで発生したサイバーセキュリティ事案により、SSMCが受領していた個人情報および保護対象保健情報(PHI)が影響を受けたことを把握した。ベンダーのシステムからは、2025年11月27日から11月30日までの間にデータが権限なく取得されていた。実際の窃取からSSMCがその影響を把握するまでには約8か月を要している。
通知書では対象情報について「氏名および以下の情報」と記載されており、具体的な情報項目は対象者ごとに差し込む形式のため、州司法長官へ提出されたひな型からは項目を特定できない。ベンダーの社名、および全米での対象者総数についても、本件記録時点でSSMCは公表していない。SSMC自身のシステムへの侵入、診療システムの停止、データの暗号化を示す記述は通知書には含まれていない。
SSMCは把握後ただちに調査と対応に着手し、影響を受けた可能性のある個人への通知を行うとともに、同様の事案の再発可能性を下げるため既存の方針・手順の見直しを進めているとしている。対象者には、TransUnion傘下のCyberscoutによる12か月間の無償クレジットモニタリングおよび本人確認回復支援サービスが提供され、申込みは対象者本人による手続きが必要とされている。通知書は2026年8月19日付で、Cyberscout(ジョージア州スワニー)を通じて発送された。